会長就任の挨拶

 令和元年6月14日に開催されました第46回名古屋税理士政治連盟定期大会において会長に就任させていただきました。その責任の重さを今更ながら痛感しつつも、これまでの名古屋税理士政治連盟(以下「名税政」という。)の歴史と諸先輩の功績に恥じないように努めてまいります。

 名税政の活動は名古屋税理士会の方針に添って進めていかなければなりません。名税政規約にはその目的として「税理士の社会的、経済的地位の向上を図るとともに、納税者のための税理士制度及び租税制度並びに税務行政を確立するため、必要な政治活動を行う」とあります。その目的を達成するために定期大会において

 1.納税者の権利擁護と進展する社会の要請に応え得る税理士制度の確立

 1.公正で民主的な租税制度の確立

 1.税理士の社会的地位の向上と権利の確保、拡充

と運動方針を決定しました。この運動方針と重点運動に基づき1年間活動してまいります。

 名税政は政治活動をする団体ではありますが、我々の独りよがりの、また一部の会員のための活動を行うことはありませんし、あってはならないと考えます。名古屋税理士会が定めた方針に添い、税理士制度の発展、納税者の納得できる税制の実現を目指し、政治活動をしていくことが使命であると思っています。

 我々税理士にとっては、中小企業等が元気で安心して事業を続けていくことが大切だと思います。今、喫緊の課題として取組むことは事業承継問題であると考えます。我々の職域である中小企業等が減少していくことは税理士の存亡にも関わることです。名税政としては会員すべてのためにこの問題に関わっていかなければいけないと思います。

 また、今年の10月にはご存知の通り消費税が10%に引き上げられます。それと同時に軽減税率の導入が行われますが、この制度による納税者の負担を考えたとき到底受け入れられる制度ではないことはご理解いただけることと思います。名税政としては今後も継続して軽減税率制度の廃止に向けて取り組んでまいります。

 まだほかにも、多くの課題があると思いますが役員一同真剣に取り組んでまいりますので2年間よろしくお願いいたします。

会長 平 昌彦